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場末感が半端ない『レ・ミゼラブル(Les Misérables)』を観ました

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Amazonプライムの無料ビデオにあったので観てみました。

プライム会員無料のメニューが意外に多いので重宝します。Amazon先生最高!

感想は、、、とりあえず、場末感が半端ない。原題“Les Misérables”は「悲惨な人々」「哀れな人々」という意味だそうで、その名に恥じないくらいにじめじめーっとした感じです。そもそも、その時代のフランスって、映画の中のように埃っぽくて庶民の住む場所はジメジメっとしてたのでしょうね。19世紀の半ばまでパリは満足なトイレもなく、トイレのない家は路上に汚物を放り投げてたし、、、臭いが立ち込め、お風呂に入る習慣もない人々の体臭も入り混じって、きっと、コゼットも臭かった、エポニーヌも臭かった、淑女ファンテーヌも、、、そんな事を考えながら観ると、この場末感は忠実にそれを再現しているのだろうなぁ、、、と思ったり。(登場する娼婦軍団はひどい臭いをビジュアルで感じさせてくれます。)

映画ではほとんどジャヴェールさんの心情を思いながら観ていました。映画の中では徒刑場で生まれたとしか本人は語りませんが、これが原作の方ですと、服役囚の父と、同じく服役囚のトランプ占いのジプシー女の子供だっとされています。普通じゃなく生まれ、法と正義を拠り所にして、自分の罪人の血に嫌悪しながら、厳格な間違いのない別の自分を作り上げてきたのに、罪人なのに聖人化したヴァルジャンに命を助けられてしまった事で自分が崩れてしまい、死ぬしかないというこの顛末。哀れすぎる!無情すぎるです。

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ジャヴェールさんも救ってあげて!と思いながら(そんな事はできようもありませんが)観ていました。なぜなら、彼は悪人のように描かれているけれども、、、悪人ではないのですから。

 

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