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Essential Dementia Care Guide 16 認知症に関する基礎知識 Ⅱ 認知症の診断基準と間違われやすい状態と疾患

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認知症を疑い、診断するのはわたしたちではない。 しかしながら、それがどういった基準で診断されるのかを知るコトは大事。

認知症の診断基準

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  1. 認知領域(複雑な注意機能、実行機能、学習と記憶、言語、知覚・運動、社会的認知)のうち一つ以上において、以前の能力より明らかに認知の低下がある。

  2. 認知機能の低下が“日常生活に支障”を与えている。

  3. 認知機能の低下は、“せん妄の状態でのみ”現れるものではない。

  4. 他の精神疾患(うつ病や統合失調症)を否定できる。

DSM-5(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 5th edition)の定義

 

認知症に間違われやすい状態と疾患

加齢による変化
  • 病的ではない
  • 自覚できている
  • 見当識障害はない
  • 日常生活に支障をきたすことはない
  • 物忘れを補う為のつじつま合わせはない
  • 記銘力の低下はあるが想起障害(いうべき単語が想起できない現象)は目立たない
“うつ病”による変化
  • 憂鬱気分や気力がないなど意欲が見られない
  • 自律神経症状の訴え(不安感、焦燥感、不眠 等)
  • 記憶障害軽度でADLの障害が重度 ・活気がなく会話が少ない
廃用性の変化
  • 寝たきりで活動量が少ない
  • 刺激の少ない環境
  • 日付や時間が不確か
せん妄
  • 意識が混濁した状態(一時的にぼけた状態)
  • 発症が急激(発症の時期が特定できる)
  • 症状が動揺する(昼と夜の状態は異なる)
  • 可逆性を持つ (条件を変えるとその変化と逆の方向に変化が起こってもとの状態に戻ること。)
  • 症状:不穏、幻視、幻聴、見当識障害
参考文献・引用文献 認知症介護実践者研修資料
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