artext.design

“artext.design”はただのブログです。 一見、何の変哲もない静かなブログですが、 いつでも野望は100万PV。 私は文で呼吸したい。


advertisement

Essential Dementia Care Guide 12 コミュニケーションの基本

この記事をシェアする

f:id:alice_cube:20161010113126j:plain

ヒトとヒトとの繋がりは対話によって深まる。 それは認知症のお年寄りも、その家族も、職員にとっても同じ。 何気なく使っている“テクニック”を意識し使いこなせるようになれば。 もっと素敵な結果が得られるに違いない。

バイスティックの7原則

アメリカの社会福祉学者のバイスティックさんが定義した相談援助技術の基本です。

・個別化 :一人ひとりの固有性を認める。

・意図的な感情表出 :相手の否定的な感情も認める。

・統制された情緒的関与 :相手の感情を受け止め、それに共感を示すが、“個人的”な感情を抑える。 相手の感情に飲み込まれないようにコントロールする。

・受容 :今、ここでの相手の状態、情動、感情、脈絡をそのままう受け止める。

・非審判的態度 :相手を非難したり、裁くような態度を示さない。

・自己決定 ・秘密の保持

基本的なコミュニケーションのテクニック

・オウム返し :相手の言葉をそのまま返す。

・閉じた質問 :“はい”“いいえ”など、答えが一つになるような質問。

・開いた質問 :答えの範囲を敢えて明確化せず、相手が広く答えられるような質問。

・言い換え :相手の語ったそれを“自分”なりに言い換える。

・要約 :相手の語ったそれを要約する。

・明確化 :相手の語ったそれを明確にして相手に返し示す。

・状況に即した質問 :面接の流れに合致した質問、避けるべき質問を認識する。

・情緒的な支持 :相手を支えるようなメッセージ。相手の健康や強さを認めるようなメッセージを伝える。

・直接的なメッセージ :“私は”で始まる、一人の人間としての自身の思いを相手に伝える。

相手を安心させ、話しやすい雰囲気を作るための「かかわり行動」

・視線 :相手を見る。内容や状況に応じた自然な視線。

・表情 :やわらかい自然な表情。自然な微笑み。

・身ぶり :リラックスしたポーズや動作。相手の方を向く。わずかに状態を上体を傾け前傾姿勢にする。自然なうなずき。

・声の調子 :温かみのあるやや低めの声。 :ゆったりとした話し方。状況に相応しい言葉遣い。

・応答 :相手の話に関心を向ける。相手に話に合わせた反応をする。

このようなテクニックを用いながら、相手への気遣いや支持、ねぎらい、感謝、そんな言葉を織り交ぜ、信頼関係を築き、また、考え、整理し、問題の本質にたどり着いていきましょう。

  

参考文献・引用文献 認知症介護実践者研修資料・社会福祉学習双書2015
ご利用の皆様へプライバシーポリシーなど

advertisement