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“artext.design”はただのブログです。 一見、何の変哲もない静かなブログですが、 いつでも野望は100万PV。 私は文で呼吸したい。


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Essential Dementia Care Guide 2 ヒトはなぜそう思い行動するのだろうか?

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低次の“生理的欲求”に始まり、“安全の欲求”、“所属と愛情の欲求”、“尊重の欲求”、“実現の欲求、”私達はこの5つの欲求が満たされないとき、とてもとてもストレスを感じて、、、ついには欲求不満になってしまいます。それは(認知症)高齢者も同じで、行動心理症状(BPSD)としてそれは現れます。

 

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帰りたいと願うとき、それは“所属と愛情の欲求”が足りていないのかもしれません。何となく自分は孤立している、評価されていない、大事にされていないと感じているのなら、彼(彼女)はそこにいるべき理由がなく、結局、帰るしかないのです。

例えば、私達にとって厄介な、、、いらんお手伝いをして下さる彼(彼女)は、その役割を担うコトで“自己実現の欲求”や“尊重の欲求”を満たそうとしているのかもしれません。しかしながら、それを無下に断ってしまえば、“自分は必要とされていない”と感じる事でしょう。そう感じてしまったのなら、“自分を必要としてくれる人のいる場所”を探しに行きたいと願うのは当然のことなのかもしれません。

もしも自分の身に危険が迫っていると感じたら?どこに逃げる?

お腹が空いてしまったら、、、どこを探す?

骨の冷えるような“飢えの苦しみ”を感じたら、、、?

何もしたくないと思っているヒトは、正直なところ何も困っていないし、そもそも問題を起こすコトもない。

何かをしたいと感じているけど、、それを上手に表現できなかったりしてはみたけど失敗したり、、、。

そのいじらしさに触れ、私達は心を動かされ、、、その不器用さに愛しさを感じざるを得なくなる。

問題行動(BPSD)は意欲の裏返し、“困りごと”もその裏返し

私達はもっと、その言葉や行動の裏側にある彼(彼女)の欲求に対して、“困りごと”を通じて真摯に向き合わなくてはならないようです。

今日はこの方程式を覚えておこう。

“困りごと”=○○したい+○○できない

参考文献・引用文献 認知症介護実践者研修資料

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