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“artext.design”はただのブログです。 一見、何の変哲もない静かなブログですが、 いつでも野望は100万PV。 私は文で呼吸したい。


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Essential Dementia Care Guide 1 認知症の方への理解と環境としての私達

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中核症状がもたらすその不安感や孤立感、、、焦燥、そんな様々な苦しみに対して、それでもなんとか自分の力で何とか耐えて行こう、何とかしようと頑張ってはいるけれども、“何かしら”、、、ふとした出来事でそれはいとも容易く壊れれてしまう。結果、私達や家族の言うところの“問題行動”、行動心理症状(BPSD)が表に出て来て、さらに辛い状態に身を置かざるを得なくなる。それが認知症になるというコトです。

 

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私達の施設ケアは昔々と比較すればとても改善されてきました。しかしながら、未だ“行動心理症状(BPSD)”を問題行動と呼び、その部分への“対処療法”的な対策を採っている場面が多く見られています。

例えば、その人の中核症状を知り、その感情の動きを把握し、出現要因を探り当て、そもそも、その“問題行動”(行動心理症状―BPSD―)が発生しない状態を創る。そんなコトが出来たら、認知症の方、そしてそれを支える私達、お互いに幸せな状態になるとは思いませんか?

発生要因、その大半は認知症の方の身の置いているその環境にあります。そして、その環境のうち施設という場所において重要なウェイトを占めるのはそこで働く職員。

私達がほんの少しだけ変われば、、、

物事が驚くほど大きく変わっていきます!

ようこそ!認知症ケアの世界へ!

 

認知症の中核症状とその例

記憶の障害

物事を覚えること、覚えておくこと、思い出すことへの障害。

・食事を食べたコト、お薬を飲んだコトを忘れてしまう。

・モノをしまった場所が分からなくなってしまう。

 

理解・判断力の障害

物事に注意を集中し続けたり、注意を分散したりする能力の障害。

・目的に沿った行動ができない。

・次に何をすれば良いのか分からない。

 

見当識障害

時間、場所、ヒトの顔が分からなくなる障害。

・時間の感覚が薄れ、昼と夜を間違える。

・慣れた場所であっても迷ってしまう。(トイレ 等)

・家族の顔、ときには自分の顔も分からなくなってしまう。

 

失語

言われた言葉が理解できない、また、反対に気持ちを言葉で適切に表現することができない障害。

失行

運動機能が損なわれていないのにも関わらず、意図した動作ができなくなる障害。

・洋服を正しく着ることができない。

・ボタンをはめることができない。

・割り箸と分かっていながら、それを割り箸として使えない。

 

失認

感覚機能が損なわれていないのにも関わらず、品物等が分からなくなる障害。

・良くわかっているはずのものが“何だか”分からない。

・鏡に映る自分の顔が分からない。

・よく知っているはずの音が“何の音か”分からない。

 

実行機能障害

物事の段取りや計画が立てられなくなる、ないし、順序立てた行動が出来なくなる障害。

・作業の手順が組み立てられない。(料理 等)

・自分でしようとしているコトが上手にできない。

 

参考文献・引用文献 認知症介護実践者研修資料

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